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デジタルデンチャー研修2: アマンギルバッハ社2

デジタルデンチャー研修2: アマンギルバッハ社2

研修2日目は、アマンギルバッハにて、デジタルデンティストリーにて入れ歯を作る新しい技術の紹介と実習を行いました。

先日のブログでも紹介したように、CADCAMで入れ歯を作るのは、被せ物や、詰め物作るのよりも、数段難易度が高いと感じています。

それは、入れ歯の場合、いつも動く粘膜を型取りしなければいけないと言うことと、入れ歯は、歯の部分と、粘膜の部分でできているので、それぞれの、色や、機能の違う部分を、組み合わせて作るのは、難しいと思うからです。

しかし今回のアマンギルバッハでの、新しい入れ歯の作成システムは、非常に進歩していることを感じさせました。平均的な入れ歯を、非常に簡単に作るシステムと、こだわった高品質の入れ歯を作る方法、この2つのシステムに分かれており、それぞれに、噛み合わせの取り方を、工夫していることが印象的でした。噛み合わせを取った後は、それをデジタルで取り込んで、入れ歯にしていくのですが、この方法も、非常に簡単に扱えるようになってきていると感じました。

平均的な入れ歯を作るほうの顎の型取りや噛み合わせの型取りは、歯科医師から見れば、目からウロコのような、非常に簡略化された方法であったものの、患者さんの顎の状況によっては、使えるかもしれないと思わせるものではありました。

もしかしたら、簡略化された方法は、日本人の顎には、合わないかもしれませんが、やはり欧米の合理化された考え方には、非常に学ばされるものがありました。

また、精密につくろうと思えば、相当なレベルでソフト上に作り込むことが出来、それを馴れれば短時間で出来そうな所にも魅力を感じました。

後は、かみ合わせの与えかた、材料の選択など、日本とヨーロッパで、デジタル関係なしに、入ればに対する考え方が違う部分もあり、その部分にも、非常に衝撃を受けました。国によって、医療保険のあり方や、患者のニーズ、顎の形などにより、求められる臨床も変わってくるのだと言うことを、痛切に感じました。これからも、欧米の技術を、安易に日本に取り入れるのではなく、日本に合った臨床とは何かを、よく咀嚼して取り入れるべきだと、改めて考えています。

この日の夜は、所属する学会の会長先生を始め、新たな仲間の10人ほど増え、ますます賑やかとなり、明日からの、オーストリアでの研修に備えました。