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高透過性ジルコニア セラミルzoid HT

高透過性ジルコニア セラミルzoid HT

本日は、当院で9月から導入する、アマンギルバッハ社製のミリングマシン、セラミルでミリング可能な、最先端の高透過性ジルコニアについて、お話ししようと思います。

これまで、このセレック通信で書いてきましたように、一般によく使われる被せ物のセラミック材料は、e-maxと、ジルコニアがあります。e-maxは、非常に透明度が高く、歯になじみやすく、美しいのですが、反面、ジルコニアに比べると強度が低く、噛み合わせがきつい症例や、大臼歯では、使用しにくい場合がありました。

逆にジルコニアは、強度が強いのですが、透明度が低く、見た目が高度に要求される部分では、長石形のセラミックを持ってたりして工夫するか、見た目はある程度妥協するかしかありませんでした。

しかし、セラミルでミリング可能な高透過性ジルコニアは、ジルコニアの、透明度が低いと言う弱点を克服した、画期的なジルコニアです。試験的にミリングしてみましたが、ほとんどe-maxと遜色ない透明度で、前歯など、見た目が非常に重要視される部分以外は、十分に、長石系などのセラミックを築成しないでも、そのままで使用可能な美しさを持っていると思いました。

長石系のセラミックを築成しないことで、セラミック同士の界面で剥離してしまうリスクを避けることができ、非常に安心して使用することができます。また、技工作業が非常に簡略化するため、患者さんに、迅速にかぶせものを提供することができ、かつ、コストも控えることができます。

強度は、従来のジルコニアに比べて、さすがに弱いため、欠損が長いブリッジには使用できませんが、それでも、1本1本の歯にかぶせものを作るのには、十分すぎる強度を持っていると考えています。

今後は、臼歯のかぶせ物の治療において、主力の材料になっていくことと思います。

また、この製品には、歯の切端(先の部分)の特に透明度の高い部分から、根本の歯肉との境目の透明度の低い色まで、グラデーションをつけているものも販売されており、より見た目に優れた被せ物が、簡単に作成することができるようになっています。ジルコニアの進歩は、本当に凄まじく、ここ数年で、大きく進歩を遂げています。アマンギルバッハ社は、ジルコニアの製作メーカーとしても、世界の最先端を走っており、今後とも、最新のジルコニアディスクを供給していただけるものと、感じています。

当院では、ジルコニアに限らず、最新の歯科材料についての研鑽を怠らず。常に患者さんに、最善の材料提供できるように努力いたします。